昨日の出来事。書き残しておきたい事。

昨日の出来事
 
昨日は一日ぶりにかうちゃん(彼女(名称仮))家へ向かった。
正直な話合えただけですげえ嬉しいのよ。だけどどこか心に影があった。
なぜかは分からないけれど、今でもその感情を思い出すことが出来るほど
俺が来た瞬間のかうちゃんの顔、動作とか。
俺を待っていた、んじゃなくて、あー来たか、って思われているような
そんな感覚。
そんなはずないとすぐにその時には切り替えられたのだけれど
こころには薄暗ーい影ができたままのような、そんな雰囲気だったことを覚えている。
 
きっかけは、就寝時のかうちゃんの一言だった。
「明日早めに起きてもいい?」
そういって彼女は、朝の4時半にアラームをセットした。
その瞬間、僕の心の影は、僕自身全てを覆いつくしてしまうような勢いで襲ってきた。
 
この時に気付いた。おれは、この人の邪魔になっているんじゃないか。
それが不安で不安で仕方なかったんだ。
かうちゃんは俺の事を好きでいてくれてる、大事にしてくれている。
そんな風に思っていた。だから、こんな不安な気持ちが自分にあることに
かなりびっくりしてしまって、それはもう、自分を客観視できるほどで
「あー、おれこんな風に思ってたのか」ってよくく気付いた気付いた。
褒めて遣わすぞ。そんな感覚。
 
あまりに、自分が「変」になっていたので、そのときの気持ちを彼女にぶちまけた。
そうすると芋づる式に、自分の感情の根っこの部分が出てきた。
「また人を変えて、そして傷つけてしまうかもしれない…。」
 
僕にはかうちゃんの前に付き合っていた彼女がいた。
もちろんその人の事もとても好きだったし、結婚をすることがゴールだとさえ思っていた。
その人とは別れる事になったのだが、別れる直前の、前の彼女は
僕が好きな彼女ではなかった。原因の詳細は省くが、「思いちがい」ってやつだろう。
お互いがお互いの事を信じられなくなってしまったのだ。
 
ぼくは、かうちゃんに他に好きな人が出来ることも、すきになられることも
性格がかわってしまうことも、人間だから、絶対に有り得る。と思っていた。
そして、それは結果論であって、今の自分がかうちゃんを変えてしまった原因になるのだから
それをいくら心配しても意味が無いし、悩むだけ無駄だと思っていた。
 
どれだけその人の事を思っていたとしても
人生には、それを行動に移す事のできないときがある。
どれだけ会いたくても、他に優先すべき事があって、相手の事を一番に考えられないときがある。
 
僕は、悪い意味で「人を変えてしまった経験」に尋常じゃなく怯えていた。
かうちゃんが僕のことをきらいになることと、かおちゃんを変えてしまうこと
これははっきりと違う。
何故なら、僕のことをかうちゃんが嫌いになるときには、ぼくはその行動を自分で選択して取っているから
嫌われるのであって、それはもう因果関係で結ばれているからこそ
僕の方も納得して嫌われているということになるからだ。
でもかうちゃんを変えてしまうこと、というのは、
僕がかうちゃんのことを好きだったとしても、それが伝わらず
相手が変わってしまうこと、それがわかれることに繋がるんじゃないか
ということだ。
 
ぼくはかうちゃんに、前の彼女を重ねてしまっていたようにおもう。
今は、何の不満不安もなく過ごせているかもしれないけれど
いざ会えなくなったりして、僕が好きにもかかわらず、それが伝わらなくて
かうちゃんを変えてしまったら、また二人とも泣き明かして、しんどい思いをして、
辛く辛くて、もういやだ、、、ってなってしまうんじゃないかって。
 
でもかうちゃんは、ちがう、いやちがうというより、信じよう。と、昨日話してみて思った。
そして僕自身もかうちゃんに信じてもらえるくらい、行動に移そうと思っている。
 
結局、その人を見ないといけない。
きっとかうちゃんだったからこそ、というか
付き合った時から、かうちゃんのことを信頼できる、信用できるって
思えていたからこそ、信じる事、信じてもらえるだろうって思えることが出来たんじゃないかな。
ぼくは、いつのまにか、昔の彼女みたいにかおちゃんが変わってしまうんじゃないかって
思っていたけど、かうちゃんがそうなったら、それはもう仕方ないってかうちゃんも言ってくれた。
それくらい思い切りがついたら、後はもう心配事なんて今はなにもない。
 
結婚とかはよくわからない。今までは、きっとはやく今の
「信じる」という部分を法律的に担保したいなって思いが根底にあって、
つまりは、信じるという言葉を信じる事が出来なかったから、結婚したいって思っていたんだけど、
それがきっと間違いだったんだろうね。
結婚したとしても、お互いを死ぬまで、信じる事が保証されたわけでは無い。
今の何もない状況で
お互いがお互いの事を信じあえている状態に
今はこころがスッとしている。これはもうことばで表わせないくらいに気持ちのいい感覚なのだが、あえて言うとすれば
「幸福感」だろうなと思う。
 
これからも、このとき思った気持ちを忘れたくない。
ずっとずっと考えよう。信じるということはこんなにも深くてなかなかできないことだけど
1回できてしまったらここまで清々しい気持ちになれるんだなあって。